現在全国的に流行し始めている「インフルエンザ」。
いくつかの県では注意報が出ていますね。これからもっと寒くなり、空気が乾燥することでウイルスが舞う時間が長くなります。なので更に感染者が増えてくることが予測されます。
インフルエンザもコロナと同様第5類感染症で、感染した場合は自宅療養期間が設けられています。
※第5類感染症⋯感染症法に基づく分類の1つである。危険のレベルの高いものから1~5に分けられている。
今回の記事は、
・インフルエンザにかかりたくない
・家庭内感染を予防したい
・受験を控えている
・重症化を防ぎたい
といった方に読んでもらいたいです。
目次
インフルエンザとは?
インフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症です。普通の風邪とは違い、症状が重くなりやすいという特徴があります。前述のとおり、冬に流行することが特徴です。しかし今年は例年とは違い、現時点で流行しているため早めの対策や予防が必要です。そもそもインフルエンザと普通の風邪ではどう違うのでしょうか?それぞれの症状などから違いを見ていきましょう。
インフルエンザの症状:
・38℃以上の高熱
・頭痛、
・強い倦怠感
・筋肉・関節痛
・咳
・鼻水
・悪寒戦慄
*急激に強い症状が全身に現れる
風邪の症状:
・喉の痛み
・鼻水
・くしゃみ
・咳
*徐々に局所的に症状が現れる。インフルエンザに比べて症状はあまり強くないこともあり、発熱しない場合もある。
比較するとインフルエンザのほうが症状や発症の仕方も重いことが分かります。インフルエンザには特効薬がありますが、風邪には症状を緩和させる治療のみで特効薬がありません。
また、インフルエンザはA(H1N1)亜型、A(H3N2)亜型と呼ばれるA型の2つ、B型の3種類が主に流行しています。
インフルエンザの合併症、何が怖い?
前項目ではインフルエンザの症状など基礎的な知識について説明してきました。
聞いたことがある方もいるかもしれませんが、インフルエンザには注意しなければならない合併症があることを知っていますか?ここではその合併症について触れていきますね。
[インフルエンザの合併症について]
・肺炎
→基礎疾患のある高齢者の方は肺炎のリスクが高いため、注意が必要です。肺炎は日本の死因の3位にもなっています。1度熱が下がった後、再度発熱したり、呼吸が苦しくなるようなことがあれば再度受診しましょう。
・中耳炎
→熱が下がらない、耳垂れや耳を気にする様子があれば中耳炎の可能性があります。その場、長引いたり、慢性化すると「滲出性中耳炎」に移行してしまうことも。主症状が軽度の難聴や耳鳴りで発熱や痛みを伴わないので中々気づかないケースもあるので注意しましょう。、
・インフルエンザ脳症(1歳〜5歳の乳幼児に注意)
→けいれんや意識がはっきりしない、異常行動などの症状が出ます。後遺症が出ることもあり、怖い合併症の1つです。。さらに症状が進むと命に関わるため、早期発見•受診が必要になります。上記の症状が出現した場合、もしくはいつもと様子が違う、言動がおかしいといったことがあれば受診をして下さい。
インフルエンザ脳症ですが、ロキソニンやジクロフェナクなどのNSAIDSと呼ばれる解熱剤を使用しても発症する恐れがあるとしています。主成分がアセトアミノフェンであるカロナールなら使用可能です。そのためインフルエンザに感染した可能性がある場合、もしくは感染した場合は自己判断で解熱剤を内服しないようにしましょう。
上記がインフルエンザによる合併症です。インフルエンザはただの風邪ではなく、重症化すると命に関わる恐ろしい感染症なことが分かります。
感染予防、何が必要?家庭内感染を防ごう!
ここではインフルエンザの予防方法についてまとめてみました。
☆インフルエンザ予防に必要なこと
・手洗い・うがい
→石鹸と流水により手指の汚れを落としましょう。
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・空気を乾燥させないよう湿度を保つ
→空気の乾燥はインフルエンザやその他のウイルスによる風邪もにも罹りやすくなります。加湿器等を使用して湿度60%前後に保つようにしましょう。
・アルコールによる手指消毒
→手洗いをした後はアルコールで消毒をした方がより効果的に予防できます。
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上記のものはハンドジェルですが、もし感染した時にはドアノブなどの消毒のために霧吹きタイプの物も用意しておくと良いでしょう!
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•外出は控える
→人混みは感染リスクが高くなるため、流行時期はできるだけ避けましょう。
•休息をしっかりとる
→身体が疲れていると免疫力が弱くなってしまうので休息はとるようにしましょう。
•栄養バランスのいい食事を心がける
→栄養が偏っていても免疫力が低下するので、栄養を考えて食事はとるようにしましょう。
•ワクチンの接種
→流行時期に突入する前にワクチンを打ちましょう。ワクチンにより重症化を予防できます。13歳未満の子供は2回に分けて接種する必要があるので、予めスケジュールを立てておきましょう。ただし卵アレルギーを持っている方は呼吸困難等の強い副反応が出る可能性がありますので、接種前に医師に相談して下さい。
最後に
今回はインフルエンザに関する予備知識について解説してきましたが、いかがでしたか?
現在は治療方法もありインフルエンザ自体は怖い病気ではありませんが、重症化すれば生命を脅かす感染症です。
感染予防をしっかり行い、健康に過ごしていきましょう。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました🍀