今日は妊娠中の体の変化や週数別の注意点、出産準備について解説していこうと思います。
出産を控えるパパママさんの参考になれば嬉しいです。
- 1.妊娠中の身体の変化と赤ちゃんの様子(週数別)
- 2.妊娠中の過ごした方について
- 3.妊娠中に気をつけてほしい食べ物について
- ☆妊娠中に気をつける食べ物
- 1)アルコール
- 2)カフェイン
- 3)水銀
- 4)食中毒
- 5)ヨウ素
- 6)ヒ素
- 7)ビタミンA
- 4.出産準備について
- ☆出産準備品で生まれるまでに用意しとくと助かるアイテム
- ・円座クッション
- ・抱っこ紐
- ・授乳ケープ
- .最後に
1.妊娠中の身体の変化と赤ちゃんの様子(週数別)
妊娠をすると身体に様々な変化が起きます。週数別で解説していきますね。
1)妊娠初期(妊娠4週~13週)
妊娠5~6週頃になるとつわりが始まります。症状は8~9週頃にピークを迎え、15週頃には落ち着いていきます。
妊娠8週頃から頻尿、便秘、乳房の発達が始まります。
一方赤ちゃんは妊娠5週頃に「胎嚢」と呼ばれる赤ちゃんの袋が確認できるようになります。8週頃になると心拍の確認ができます。そして13週頃になると胎盤が完成します。
2)妊娠中期(妊娠14〜妊娠27週頃)
妊娠16週頃になると母体の体重が増え始め、お腹が目立ち始めます。
妊娠20週頃になると男女の区別もできるようになります。胎動を感じるようになるのもこの時期です。腰痛も出現しやすくなってきます。
妊娠24週頃になると妊娠線がでることがあるのでケアをしましょう。
妊娠中期の赤ちゃんは子宮内で活発に動くようになります。妊娠20週頃になると髪の毛が生え始めます。
妊娠24週頃になると、
・耳が聞こえるようになる
・足指に爪が生える
・脳が発達する
上記の発達が見られます。
3)妊娠後期(妊娠28週〜妊娠40週)
妊娠28週頃になると子宮の増大に伴い、臓器が圧迫されることで動機や息切れ、胃もたれを感じやすくなります。またお腹が張りやすくなる時期でもありますので、張りを感じたら横になりましょう。
妊娠32週頃になると更に胃が圧迫されるので、1回の食事量が減るママもいます。
妊娠36週頃になると子宮の位置が下がってくるため、胃の圧迫感が軽減されてくるので、食欲が戻ってきますよ。
妊娠後期に入ると赤ちゃんは生まれるための準備に入ります。まず妊娠28週頃から呼吸の練習を始めて、妊娠36週になると呼吸機能は成熟した状態にまで発達していきます。他の臓器もこの時期には成熟した状態に近づきます。
簡単にはなってしまいましたが、赤ちゃんとママの変化になります。
お腹の中でこんなに成長発達が行われているって凄いことだと思いませんか?
妊娠は病気ではないという昔の概念がありますが、妊娠期間ほど無理をしてはなりません。次の「妊娠中の過ごし方」で何故無理をしてはならないのかについても含めて説明させて頂きますね。
2.妊娠中の過ごした方について
ここからは妊娠中の過ごし方や注意点について説明させて頂きたいと思います。
1)妊娠初期の過ごし方や注意点
・妊娠7週までは特に薬に注意が必要→妊娠中は薬については産科に確認すること
・妊娠12週までは流産に注意→無理はせず、旅行も控える
2)妊娠中期
・体重増加しやすくなるため注意→体重計にのる習慣をつける
・安定期(妊娠16週)から妊娠後期までの間に出産準備をしておく →妊娠後期になるとお腹も張りやすくなってくるため
3)妊娠後期
・早産に注意→妊娠37週以前のお腹の張りや出血は産科に相談
・妊娠後期になったらいつ入院になってもいいように入院バッグと中身の準備をしましょう→切迫早産などのトラブルが発生しやすいため
3.妊娠中に気をつけてほしい食べ物について
妊娠中は食べ物にも気をつけなければなりません。妊娠中のママたちが食べてはいけないものなどについても解説していきますね。
☆妊娠中に気をつける食べ物
1)アルコール
2)カフェイン
3)水銀
4)食中毒
5)ヨウ素
6)ヒ素
7)ビタミンA
1)アルコール
アルコールは胎児(お腹の赤ちゃん)の成長発達に影響を及ぼすため控えましょう。
2)カフェイン
胎児の発育を阻害したり、胎児の心拍数が増加してしまいます。現在はカフェインレスの飲み物も多いためそちらで代用しましょう
3)水銀
魚の体内には水銀が含まれているため摂取に注意が必要な物もあります。
注意する魚:ミナミマグロ、マカジキ、ユメカサゴ、キダイ、キンメダイ、本マグロ、メカジキ、メバチなど
4)食中毒
妊娠中は食中毒を引き起こすリステリア菌に感染しやすくなります。胎盤を通して赤ちゃんにも影響を及ぼすので注意しなくてはなりません。
肉や魚は火を通してから食べましょう。
生ハムやスモークサーモンなど肉や魚介類の加工品、ナチュラルチーズなども加熱をしてから食べましょう。
5)ヨウ素
海藻類にはヨウ素が多く含まれています。特に昆布は多いです。ヨウ素は赤ちゃんの甲状腺機能を低下させます。過剰摂取には注意しましょう。
6)ヒ素
こちらは健常者の方にも健康被害を及ぼします。ひじきにはヒ素が含まれているので摂取は控えましょう。
7)ビタミンA
こちらは妊娠中に必要な栄養素ではありますが、赤ちゃんの形態異常の可能性が示唆されています。レバーやうなぎに含まれます。レバーは串焼き1本を週1回、うなぎは蒲焼を週1回までにしましょう。
4.出産準備について
ここからは出産準備についてのお話です。出産準備といえば哺乳瓶やオムツなど用意しなければならないものは沢山あります。その中でも今回は産まれるまでに絶対用意しといた方が助かるアイテム(必須アイテムを除く)をご紹介していきますね。
☆出産準備品で生まれるまでに用意しとくと助かるアイテム
・円座クッション
出産の際にお股に傷がついてしまうママは多いと思います。私も出産時に裂けてしまい、円座にお世話になりました。幸いにも私は妊娠中から腰痛のため使っていたので慌てて買うのことはありませんでした💦普通に座ることが出来ないくらい痛いので円座クッションは妊娠中に用意しておきましょう。
価格:2,780円 |
・抱っこ紐
現在は新生児期から使える抱っこ紐も多いです。いくら新生児とはいえ、長時間抱っこしていれば腕は痛くなるし、辛いですよね。私は最初新生児から使える抱っこ紐の存在に知らず、かなり抱っこが辛かった記憶があります。そのため、こちらの商品もできるだけ妊娠中に用意しておくのがベストです。
価格:8,690円 |
・授乳ケープ
こちらはもし母乳を外出先であげるのに役立ちます。私の場合は自宅から産院が遠く、退院の帰り道の途中で赤ちゃんがグズってしまいました🥲その時に授乳ケープを買ってあったためとても助かりました。
授乳ケープ ポーチ付き 天竺ニット×ガーゼ 綿100% ワイヤー入り 授乳服 授乳カバー 授乳 おしゃれ かわいい マタニティ 出産祝い 価格:1,990円 |
.最後に
ここまで目を通して下さりありがとうございます。
妊娠・出産は大変ですが、この記事を読んで少しでも皆さんの育児のお役に立てたら幸いです。